〜歌で、もっと、繋がれる〜
「歌族」のワークショップで大事にしていることは、
まず、自分の中で沸き起こる「声」の感覚。自分の耳や体で感じる音の「響き」。
外のルールに合わせるための楽譜や指揮、伴奏をちょっと横に置いて、「あなた」という「響き」を感じること。
そして、そんな「あなた」と「あなた」の「声」が、
お互い自由に、それでいてパーフェクトに重なり合う空間。
外の世界で既に決まっている音をなぞって、みんなで並ぶのではなく、
今日の自分の感覚はどんなですか?
今日の仲間の感じはどんなでしょうか?
輪になって、お互いを感じ合いながら、声を重ねてみませんか。
その時、その歌は生き物になって動き出します。
1:響きのクラス・ボイスヨガ 〜自分とつながる・自然とつながる〜
どなたでも参加できるクラスです。最初はこちらにご参加ください☺️
呼吸や発声を通じて、いつもより深く自分を感じ、まずは深い声を出してみましょう。
ちょっと変わったエクササイズや簡単なフレーズを通して、声と体、心、スピリットをひとつに繋げていきます。
人に聞かせる歌ではなく、自分に深く。
内側に響かせて、自分のバイブレーションを味わっていきましょう。
自分の本当の声、本当の響きと出会う体験が始まります。
そして、身の回りの自然や、好きなものに向かって、声が伸びていく時、
新しい、世界との繋がり方が始まります。
歌に自信がなくても、自信があっても、最近歌を歌っていても、久しぶりでも、関係ありません。
人との比較でなく、自分が自分の音を知っていくプロセスを楽しみましょう。
家に持ち帰り、ヨガのように、自分で楽しみながら、声を育てていくツールもお渡しします。
2:響きのクラス・ボイスアート 〜仲間とつながる・空間をつくる〜
ボイスヨガで解放した声を、互いに重ねていくボイスアート。
世界の祈りの歌や愛の歌、祭りの歌や自然への賛歌などから、様々な発声方法やハーモニクスを通して、
音の空間を創ります。
自分の声も、人の声も、ひとつになっていく、不思議な空間。
リズムやニュアンス、その歌の背景となる文化などを楽しみながら、じっくり深めていきましょう。
その歌に入っている景色やエネルギーを、ひとりで歌うのとは違ったダイナミックさ、多様さで体験してみてください。
また、同じ歌を練習した参加者同士のコミュニティの輪も各地で開催中。
3:トーニング〜音になる〜自分になる〜
「トーニング」の元々の意味は、「あ」「う」「お」などの母音を長く声に出すことです。
その響きを深く味わっていく中で、緊張や感情、ストレスを解放していくことができるので、
発声法としてだけでなく、様々な心理療法などで使われることも多いプログラムです。
声が自由になっていくことは、自分が自由になっていくこと。まさに、発声そのものが解放療法ですよね。
「歌族」では「ボイスヨガ」の中の1つのメニューとして「トーニング」することもありますが、
「トーニング」だけを深く味わって、そんままインプロビゼーション(即興)に繋げるプログラムも人気があります。
脳を空にして、それぞれの音を味わい、自由に喉が鳴り出すまで、解放していきましょう。
浄化、解放が充分終わった後は、ノンバーバルな表現、創作が始まります。
4:コミュニティソングを歌おう
種まきの歌や、収穫の歌、ご飯を作る歌や、新しい仲間を出迎える歌。
地域で愛されている木や水や、土地の神さま......。向かいの歌のリバイバルや盆踊りや祭りの歌。
みんなで共有できる思いが歌になると、コミュニティも仲が深まります。
コミュニティのボイス・ファシリテーターを育てるクラスも。
4:その他のワーク
これまで、単発でやってきたワークです。その時の輪のご希望で。
- 世界の子守唄を歌うお母さんの輪。輪の真ん中に赤ちゃんたちを寝かせていると、かなり元気な歌を歌っていても、すやすや寝てしまうことが多いのです。みんな可愛くてたまりません。
- 声でする先祖供養。声と音、意識や存在の無限の可能性を感じるワークです。
- 声で祓い(クレンジング)。知っておくと安心!みんなでやるとパワフル!
- 地球とつながる、ハートとつながる、天とつながる。声とは、このために人に与えられたギフトです。
- 母音で体を開く。日本語の素晴らしさに迫ります。
- 母音で空間を開く。日本語の素晴らしさに迫ります2。
- 自分のチャントをつくる。
- 歌った対象が自分になる・真言の世界。
- 看取りのマントラ。
- 誕生の歌。育ての歌。出産前からお母さんが作る無二のチャンティングを誕生後も歌います。
- シュルティボックスの使い方〜ボイスワークを教える人のための〜
- ふるさとの歌を作る
- 仲良しの木の歌を作る
- クリスタルでつなぐ(ウィチョール族のワーク)
- 声で祈りの矢を放つ(ウィチョール族のワーク)
- コミュニティのボイス・ファシリテーターを育てる
6:リトリート〜voice journey~
歌は、感動や驚き、何かに心振るわせることから、生まれます。
悲しみや怒りの歌もありますが、そんな場合も含めて
何かをはっきり感じる、心の動きが鮮やかな時に生まれますね。
気持ちの良い場所、美しい場所、行きたい所へ移動しての「歌族」ワークは格別です。
大好きな木に出会い、その木に歌いたいと思ったら、声も自然と伸びて踊ります。
そして、もし、踊りたいように声が踊らないとしたら、何が足りないのか。
もしくは、何にも心が動かないとしたら、どんな声なら出したいのか。
そんな、普段の枠を超えた体験を、深く旅するリトリート。
いつもより内省的な時間を声や音に集中して過ごすことで、新しい発見もありますし、
また、互いに声を重ねる空間もグッと深まります。
自然の中で歌うことで、豊かに育つ感覚を楽しんでください。
その土地とコネクトして、そこの川や山に歌を作って歌いかける。
エネルギーでダイレクトに繋がるのも、楽しい体験です。
6: 個人レッスン
声が自由になるプロセスは、人それぞれです。
これまでの生き方や習慣、観念、トラウマ、属してきた文化、家庭...その全てが今の声を作っています。
そして、それらは超えていくことができるものです。
個人セッションでは、その段階に合わせて、個人のトレーニングメニューを、個人にぴったりな歌と共にお渡しします。(または「この歌を完成させたい」というようなモチーフをお持ちの場合、その歌を使ってトレーニングしていくこともしています。)
1回で変容もありますが、多くの場合、何回かプロセスを経た方が、より結果が実感できやすいので、基本6回からお受けしています。セッションの間隔は人によって違います。また、「次回までにこれをやってみてね」と言うエクササイズなどを、「やる!」とコミットできる方のみお受けしています。
声は、1つのインスピレーションでグッと変わることもありますし、地道なエクササイズを毎日繰り返すことでも変わります。その両方が大事です。花を育てるように、時間と愛情をかけてあげましょう。
どんな声も、心から好きだと思える、そんな響きに育ちます。
あなたが本当にそう望むのであれば。
個人レッスンは、モリノスタジオ(井の頭公園)、エレファントニカ・スタジオ(代々木上原)、武蔵野市コミセン等で、お受けしています。2024年6月から増枠しますので、ご希望の方は、お問い合わせください。
7:絶滅危惧歌の保存
世界、特にアジア地域の伝統歌の保存に取り組んでいます。もちろん日本各地の歌を含め。
これは、個人的に竹中あこが取り組んでいるワークですが、歌族に歌ってもらうことで、
歌が生き続けていく気がしています。
歌が古典にならず、伝統であり続けるためには、多少アレンジや発音が変わったとしても、
歌い続けることが大事だと思うのです。